20歳独身女子大生のセックス日記

もう成人したし、良い大人だ。
その自覚はあるのに、どうしてまともな恋愛ができないんだろう。
大学まで行っているのに、どうにも馬鹿な気がする。私はちゃんとしたお付き合いができない。欠陥品なのだろうか。
そんな私でも、心や体が寂しさを訴えてくることがある。それは自分の部屋で1人でいるときとか、大学の学食で友達と話しているときとか。
その言いようのない寂しさを埋めたい。都合がいい願いだ。ちゃんと人を愛する気もないくせにセックスしたい。
そんなんだからセックスフレンドとしての関わり方しかできない。そんな男女関係しか気付ない。
それも同じ大学の男と、セックスフレンドになっている。普通なら年も近いし、同じ学校だし、恋人になるでしょう。
なのにセックスしたいよ。笑っちゃうよ。
その男は、大学内でも有名なプレイボーイだ。なんでも、噂ではホストしてるとか、高校生の時から売りをやっていたとか。
色々言われまくっている。そういうことを言っているのは男だ。嫉妬と羨望を一身に受けて、それでも彼は涼しげに微笑む。まるで相手にしていない。
女子はそんな甘いマスクとスマートな振る舞いを身につけている彼にイチコロ。
ファンクラブまでできているし、親衛隊までいるって異常だ。その子達は彼の関心を買うために、彼がサボるときは代理で返事をして出席点をカバーしてあげたり
試験のときはレポートを代わりに書いてあげたりしている。
今日も放課後、彼といつも行っているラブホ近くの喫茶店で待ち合わせだ。そこは大学の最寄駅から5つくらい離れた場所にある。東京の綾瀬だ。
渋谷や池袋だったら学友に会う可能性があるが、綾瀬ならまず、ない。
待ち合わせ時間になると彼が現れた。お互いいつものようにコーヒーを頼む。私はブラックで飲む。彼は砂糖とミルクをたっぷり入れる。
無言でコーヒーを飲み終えると彼は、じゃあ行こうか、と一言いう。それでもうホテルに直行。

愛がないのに抱き合ってセックスしたい、デートもせずにいつもホテルだけ。
私にはなにもないの。
だからこの体の中にある空洞を、埋めて欲しい。
その欲望を、彼で満たしている。